正位置の意味：遅い成長・忍耐と労働・現実にたいする不満・慎重さ
逆位置の意味：損得勘定・努力を放棄する・努力の割に成果が出ない
ペンタクル７のタロットカードの正位置の意味は、
一定の努力に対する成果に対して、
ペンタクルの要素が示す物質的、
目に見える現実的な結果に対して
不足・不満足である様子がこのカードの絵柄から伺えます。
このタロットカードに登場する人物は
今まで大切に育てた作物を目の前にして、
農具にもたれかかっている様子からは、
収穫できた作物の成果に対して何か満足しきれないようです。
このタロットカードには
「無力感や不足感」を強調するカードで、
実際には７個の実りがあることに注目してみましょう。
目指すことが１００だとすれば現状は、
７割というところでしょう。
この３割の不足感・不満感を感じているのです。
鑑定の場ではただ何もせず
今の環境に対して不満感をいだきつつ、
現状を変えていこうとしないという場面に
しばしば現れるタロットカードでもあります。
自分の現状に対して与えられた環境で
どのように変えていけば更なる高みを考えてみること、
この現状からどのようにして一歩でも前進できるかに
意識を変えることが重要なポイントと言えるでしょう。
現状のやりかたではこれ以上の変化は望めず、
今後質問者がどのように意識や方向転換を
図れるかが問われる場面と言えるでしょう。
またペンタクル７のカードが逆位置で出ると、
ペンタクルという現実的な損得勘定のみに意識が
囚われてしまう結果を招いてしまうこともあるようです。
また今まで頑張って来た事に対して、
成果だけを求めるあまり、現状に対する不満感だけが募り、
今ある環境・物質・才能を無益で役に立たないと判断し、
努力を途中で放棄してしまうこともあります。
また質問者が生活面で支払いに追われて
経済的に困っている場面でも
出るカードなので注意が必要でしょう。
