正位置の意味:商業・労働と対価・慈善家・ギブ&テイク・平等・親切
逆位置の意味:割に合わない仕事・一方的に尽くす・不平等・金銭トラブル

ペンタクル6のカードの意味は
ギブ&テイク・報酬と成果・バランスという意味があります。

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中央に立つ男性は商人の身なりをしていて、
両脇に困窮する人にお金を分け与えているシーンが描かれています。

このカードにはカードの絵柄が示す「天秤」が等しいことから、与える側と受ける側、双方にとって無駄のないある一定の満足と相互関係が成立していることを物語っているのです。このカードが正位置で出た場合は何かしらの金銭・仕事などの実際的な価値のある物に対して授受があります。

仕事で言えば、仕事の労働に対して支払われる賃金が双方にとって妥当な金額であることが伺えるでしょう。また金銭的なことのみではなく、具体的なサポートや対等なやりとりが交互間で行われていることや、お互いにもちつもたれつという状況に出るカードでもあります。

また、ペンタクル6のカードが逆位置で出た場合はどのような解釈になるのでしょうか?逆位置になると、相互間でのバランス(※天秤)が一方通行になるという出来事が起こります。

よくあるケースでは安易に人に施しをしてしまうケースによく出るカードでもあります。仕事や雇用面では受け取れるはずの賃金を受け取れないといった不当な結果を暗示していることもあります。

また相手に一方的に援助しなければならないような場合にもこのカードが出ます。

特にお金の貸し借りでペンタクル6のカードが逆位置で出た場合には、貸したお金が返済されないなどのトラブルもあり得るカードとなりますので、金銭や雇用面の条件等などは細かいところまできちんと目を通すことも必要であることを意味していると言えるでしょう。

日頃から安易に金銭や物を援助することで、安易な行動がかえって裏目に出てしまうこともあるようです。お互いの真価や価値観を再度見直す必要があるのかも知れません。