タロットカードの隠者の正位置の意味は、
孤独になる・秘密を持つ・影の行動
という意味になります。

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このカードは山奥に住む千人のストーリーであり、
肉体的にも感情にも囚われずに目には見えない世界
ということがテーマになります。

 

このタロットカードが出れば、
当事者がカードの絵柄にあるように、
陰鬱なムードになり、
精神的な孤独感を感じているのかも知れません。

未来の方向へ背を向けていることからも、
他者とのかかわりや現実から逃避している場合もあります。

 

またこのタロットカードは神秘思想とのかかわりや
思想・哲学といった精神的なテーマを象徴している場合も多く、
複雑な心理や世間から距離を置き、
傍観している様を描いていることもあります。

またこの隠者のカードが若い人に出た場合と
ある程度年齢がいった人に出た場合では解釈も異なるでしょう。

 

人が生きていく上で思索的な生き方や
哲学を求めて生きていく様など奥の深いカードです。

自ら求めている答えに展望が開けるまでに、
それなりに時間がかかることもあるでしょう。

 

またこのカードが出たら、
人生の師を求めることを促して出る場合もあるでしょう。

いずれにせよ隠者のカードは、
いったん立ち止まって心の内省を
促しているのかもしれません。

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隠者のカードの逆位置の意味は、
邪心や邪念・偏屈な態度・社会に背を向ける
という意味になります。

 

この隠者のカードが逆位置で出たら、
当事者の心はもはや暗い森の中を
さまよい出る事が出来ません。

他者とのかかわりを一切断つ行為や、
親子でさえも心を開けずに、
自分の内側にこもることになるでしょう。

 

社会からすっかり忘れられた存在となり、
陰鬱な雰囲気を醸し出しているでしょう。

当事者の思い込みは激しくなり、
盲信している場合もあるでしょう。

 

当事者の偏った思想や心理といったこともあり、
頑なに盲信している場合もあります。

周囲のタロットカードと合わせながら、
当事者の心の闇がどこまで深いかを
考察する必要がありでしょう。

 

単なる世捨て人の領域を超えて、
反社会的な行為や、異常行動に出る場合など、
このような人を生み出した
社会の闇といった部分にも焦点があたるでしょう。