タロットカードの法王の正位置のカードの意味は、
ルール・形式的・社会的な秩序・一般常識
といった意味になります。

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タロットカードには神殿の2本の柱を背景に、
中央に法王が立ち、法王が頭髪を剃った
僧侶2人に教えを説いています。

法王であれども生身の人間であり、
現世に属している事がわかります。

 

このタロットカードが出れば、
質問者の出来事や物事が保守的であり、
道徳的な状況として穏やかに進んでいく状況が伺えるでしょう。

関わっている物事が健全であり、
理性ある人間の行いが想定されます。

 

このカードから刺激や変化といったことはなく、
物事には「法律」が絡むこともあり、
民事や調停といった和解などを暗示しています。

また教育関係・役所の手続きといったことも意味します。

 

世の中では「先生」と呼ばれる権威者や
法的な関係者としてのかかわりが
登場する場合にも出るタロットカード。

正位置で出ればその状況は、
社会の良き導き手により、
円満解決へと向かうことでしょう。

 

このカードの一般的な解釈は物事が穏やかであり、
合法的、そして社会を生きていく上で、
常識的な行いがキーワードとなるカードです。

法王のカードの逆位置の意味は、
無秩序・非常識・権威を笠に着る
といった意味になります。

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法王のカードが逆位置で出たら、
当事者またはその問題が不道徳な行為であり、
物事の秩序が乱れた状況であることが伺えます。

雇用関係では不当な出来事や、
法の目をくぐり抜けようとするような
悪質な行為が行われている可能性があります。

 

また、かかわる人が教職者や
権威者の場合は力がないにも関わらず、
職場での地位や権威にものを言わせるような
不道徳な人物を指す場合として出ることもあります。

 

結婚などがテーマで法王の逆位置が出た場合は、
親に受け入れて貰えないケースや家柄の違いといった事が、
価値観の違いがクローズアップされるでしょう。

育った環境があまりにも違い、
お互いに結婚に至らなかった
というような場合もあります。