タロットカードの女教皇の
正位置のタロットカードの意味は、

冷静、客観的、真理を見抜く、無意識、品位

といった意味になります。

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女教皇のタロットカードは女性原理を司り、
彼女が座る背景の垂れ幕には女性の神秘であるザクロがあり、
女性らしさを象徴するものとされています。

 

足元には三日月があり、
月の満ち欠けと宇宙の心理を覆い隠す
神秘のヴェールをシンボライズしています。

彼女が手にもつ巻物はTORAというユダヤ教典であり、
彼女が高度な専門知識を有していることが伺えます。

 

このタロットカードが登場すれば、
当事者または質問者が非常に客観的で人の情にながされることなく、
凛と張りつめた緊張した雰囲気を醸し出しています。

本心を出さずに物事を客観的に捉え、
行動している状況とも見えます。

 

また鋭い観察力や専門知識を要する
仕事に従事している可能性も
暗示して出るカードでもあります。

 

人物とすれば容易に人を
受け入れられないような神経質な一面や、
自分なりの意思に従って、
自分の感情を露わにすることなく、
淡々としたクールなイメージにもなるでしょう。

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女教皇の逆位置のカードの意味は、
冷淡・神経質・気性の激しさ・潔癖症
という意味になります。

 

このカードが逆位置で出た場合は、
陰陽のバランスが崩れ、物事を客観的に捉えることが出来ず、
人に対して細かいことにまで批判的になるような、
人を寄せ付けない過剰な反応を示している場合があります。

あまりにも生真面目過ぎである場合や、
当人のプライドの高さが邪魔をして、
他者に対して心を開けないといったこともあるようです。

 

特に恋愛の場面では潔癖過ぎて、
あまりにも異性を寄せ付けない態度や
独身主義といった偏ったイメージの人物として出る場合があり、
その問題の背景には家庭問題や母親との関係において、
精神的な問題を抱えているケースもあります。

 

女教皇の支配星は月であり、
女性特有の情緒面と非常に関連が深い
タロットカードとも言えます。