カップ４の正位置のタロットカードの意味は、
不満・無い物ねだり・マンネリ感
という意味になります。
この人物は木の下に座り、
３つのカップを眺めています。
タロットカード全体の色は、
木も芝生も青々としており、
とりたてて貧窮している様子はないことが伺えます。
腕組みをして何か不満げな表情をしており、
現状にたいして満足していない様子を表しています。
カップの元素は「水」であり、
心の問題として捉えると、
「倦怠感」という状況です。
人間の心情としては、同じ日々の繰り返しや、
物事にたいして飽きてしまったような
怠惰な様子は誰しも経験することはないでしょうか。
切羽つまった状況でもなく、
行動力には腰が重いという
人間の心の葛藤を描いているとも言えるでしょう。
幸せということに対して感覚が
鈍くなっているのかも知れません。
現状にある幸せに気づくと
また見方も変わるのではないでしょうか。
このタロットカードは自分のやりたいことが
なかなか見つからずに転職を繰り返す人や
考えてばかりで行動できたい人には出るカードと言えるでしょう。
次に、逆位置の解釈を見ていきましょう。
また、カップ４の逆位置のカードの意味は、
新しい展開・変化を起こす
という意味になります。
このタロットカードが逆位置になると、
当事者はこの現状に不満を抱えながら、
今よりも現状を良くしようと動き出すことになるでしょう。
カップという要素だけに、
あまりスピード感はありませんが、
何かしら動きが出るでしょう。
質問者がどのような動きにでるのか、
またはどのような環境の変化を起こすのかは、
周囲のカードで考察してみましょう。
