ソード5のタロットカードの意味は、
闘争心、悪意、自己本位といった意味になります。
このタロットカードの絵柄には、
人間同士の険悪な空気が漂っています。
遠景には争いに負けた人が、
立ち去っているのが見えます。
そして前景には3本の剣を持ち、
敵意に満ちた笑みを浮かべているようです。
ここでは何かしらの勝負があり、
あきらかに勝者と敗者に、
分かれているのは見てとれます。
下には2本の剣があり、
遠景にいた敗者の2人が捨て去った剣なのでしょう。
このソード5のカードが仕事の場面で出た場合には、
どのような事が当事者に起きているのでしょうか?
ソードの5は、
人と人とが闘争心を出しながら、
勝つか負けるかといった争う場面に出るタロットです。
職場ではライバルがひしめき合いながら足の引っ張り合いや、
相手に対する中傷や陰口といった醜い争いが想定されます。
時には自分だけがのし上がりたい
といった自己本位な感情や他者に構わず
自分だけがよい成績を欲しいというような、
無慈悲な戦いを余儀なくされる職場には、
このようなタロットカードが出るでしょう。
またこのソード5のタロットカードが恋愛で出た場合には、
二人の間に何か起こっているのでしょうか?
ソード5が出た場合の恋愛は、
例えば闘争心といった言葉からは、
相手がいることを知っていながら、
略奪愛といった行為も暗示しています。
また二人の間でプライドが邪魔をして、
相手の欠点を罵り合うような場面や、
やったらやり返すといった憎しみ合う行為が、
このカードの場面から想定できるのではないでしょうか?
しかし、
人間の一時の荒れた感情を示して出る場合もあるので、
お互いの感情で嫌悪感がどの程度強いかどうかは、
他のカードと合わせて考察する必要があるでしょう。