ワンド６のカードの意味は、
達成・優位な立場・外交手腕・楽観的な態度
という意味になります。
このタロットカードの絵柄には、
月桂樹の冠を戴いた騎兵が堂々と馬にまたがり、
月桂樹で飾られた１本のワンドを持っています。
いかにも勝ち誇った勝利者という感じには見えます。
馬に乗った騎士もさして
絢爛な衣装は身に付けておらず、
下にいる人々とあまり身分の差はないのかも知れません。
ワンドの６のカードには勝利という意味もありますが、
日常的な場面では一個人の優越感や、
今の状況に楽観している立場ともいえます。
このワンド６が仕事の場面で出た場合は、
どのような解釈になるのでしょうか？
会社や組織、仲間内の中で、馬に乗っていることからすれば、
他者より一歩上であることや、
リーダシップや主導権を握っている状況ともいえます。
本人も周囲から引き立てられ、それを自覚し、
優位な立場であることに満足を得ている状況です。
競争相手がいた場合は、
一歩優勢な状況を物語っています。
ただしこの優位な立場がどこまで続くのか？
安定した立場までは語っていませんので、
周囲の出たカードと合わせて読んで解釈してみましょう。
また、ワンド６の
タロットカードが恋愛で出た場合は、
どのような解釈になるでしょうか？
馬に乗って得意げなポーズからすれば、
恋愛のシーンにおいて、自分は他者より
優位な立場であると思っている様子が伺えます。
相手は自分に夢中であることをちょっと自慢している姿や、
優越感に浸っている状況であり、
このタロットカードはあくまで自分のポジションからみた
風景を物語っていると言えるでしょう。
現状では上手くいっており、
周囲の人もそれなりに認めている仲であり、
時にはお相手からのプロポーズやデートの
申込みといった時にも出るタロットカードです。
